会社の経営が厳しくても、手を出してはいけない資金調達法が2つあります。

手を出してはいけない方法

 

資金調達の目的は言うまでもなく、必要な資金を確保するというところになります。

 

しかしだからと言って、資金を確保できればどんな方法を使っても良いかと言えば、そうではありません。
資金調達の中には、大いに利用すべき方法手を出してはいけない方法という2つの方法があるのです。

 

ここではこの2つの中でも、後者の手を出してはいけない方法に焦点を当てて紹介していきたいと思います。

 

 

支払手形を使った資金調達

 

支払いに悩む男性

 

手を出してはいけない資金調達の方法として、まず第一に上げられるのが支払手形を使った資金調達です。
支払手形とは、商品やサービスなどの仕入れを行った際に、その代金の支払義務を示すために振り出す手形債務のことを言います。
支払手形には以下の2つの種類があります。

 

  • 約束手形:振出人が受取人またはその指図人に対して、一定の期日に一定の金額を支払うことを約束する手形
  • 為替手形:振出人が第三者たる支払人に委託し、受取人またはその指図人に対して、一定の期日に一定の金額を支払うことを約束する手形

 

この2つをまとめて支払手形と呼ぶわけですが、一般的には単に「手形」とだけ呼ばれることもあります。

 

支払手形を使った資金調達は非常に簡単に行えます。
まず、審査に通る必要がありません。
銀行融資であれば、審査に通らなければ資金を得ることはできませんが、支払手形の場合には手形に金額を書き込むだけで資金を調達することができます。

 

また、支払手形で調達資金に関しては金利が発生することもありません。
約束した期日に支払いを行うだけでいいのです。
ただその反面で、支払手形による資金調達には大きなリスクが付きまとうことも事実です。

 

2つの大きなリスク

1つ目のリスクは、期日通りに支払いが行えないと会社の信用が大きく棄損されるというものです。
借入金の返済でも売掛金の振込でも同じですが、期日を守れないと当然会社の信用は落ちてしまいます。

 

もう1つのリスクは、同一手形交換所管内で6カ月以内に不渡りを2回起こすと取引停止処分となるというものです。
これは支払手形に特有のリスクで、一度取引停止処分を受けてしまうと、その会社はかなりの確率で倒産に追い込まれることになってしまいます。

 

支払手形による資金調達は、非常に簡単に資金を得られる半面でこのような大きなリスクを伴うものなのです。
会社にとってのリスクを考慮するのであれば、支払手形による資金調達はできる限り避けた方が良いでしょう。

 

 

高金利の借入れ

 

高金利のイメージ

 

高金利の借入れは、会社にとって大きなリスクとなる可能性があります。
利息の大きさは、そのまま返済負担の大きさを表します。

 

返済負担の大きな借入れを行うということは、売上げの大きな会社にとってはさほどリスクにはなりませんが、
売上げの大きくない会社にとっては資金繰りを悪化させる原因になってしまいます。

 

ちなみに、借入金利の大きさを高い方から順番に示すと以下のようになります。

 

ノンバンク⇒銀行融資⇒政府系金融機関

 

 

政府系金融機関とノンバンクでは、最大で10%以上の差が生まれることもあります。

 

高金利の借入れは、会社の経営状況によっては命取りともなるものですので、できることなら手を出さない方が良いでしょう。

 

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