キャッシュフローとは、会社におけるお金の流れを意味しています。

キャッシュフローとは

 

キャッシュフローという言葉は、会社経営に関心のない方でもしばしば耳にするフレーズです。
しかし、聞いたことはあってもその意味を理解している方は決して多くはありません。

 

ところが、このキャッシュフローを理解しているかどうかということは、会社経営を行う上で非常に重要な意味を持ってきます。
そこで今回は、キャッシュフローとは何かということについて解説していきたいと思います。

 

 

”キャッシュフロー”の意味

 

キャッシュフローのイメージ

 

キャッシュフローという言葉を聞いても、おそらく多くの方はそれが一体何なのか分からないと思います。
キャッシュフローとは、文字通り「キャッシュ」「フロー」のことを指します。
日本語に訳すとキャッシュはお金、フローは流れですから、直訳すれば「お金の流れ」ということになります。

 

日本では、「現金収支」「現金流量」などと訳されていますが、いずれにせよ社内におけるお金の流れを意味しているという点では同じです。
そしてより具体的に言えば、キャッシュフローとは会社における現金預金のことを指しています。

 

 

2つのキャッシュフロー

 

キャッシュフローには、実は大きく分けて2つのお金の流れが含まれています。
1つはキャッシュインフロー、そしてもう1つはキャッシュアウトフローです。
キャッシュフローというのは、この2つを差し引きしたお金のことを指している言葉なのです。
以下でそれぞれについて説明します。

 

キャッシュインフロー

キャッシュインフローとは、文字通り会社へのお金の流入のことを指します。
具体的には、営業活動による売上代金の回収がこれに当たります。
また営業活動以外でも、銀行借入による資金の増加株主からの出資による資金の増加などもキャッシュインフローに含まれます。

 

キャッシュアウトフロー

キャッシュインフローとは反対に、会社から流出するお金のことを指すのがこのキャッシュアウトフローです。
キャッシュアウトフローには、店舗の賃借料の支払い商品の仕入代金の支払い従業員の給料の支払いなどが含まれます。
またその他にも、損益計算書の販売費一般管理費の多くがキャッシュアウトフローに含まれることになります。

 

 

キャッシュフローと利益の違い

 

収支を管理しているイメージ

 

キャッシュフローはしばしば利益と混同されます。
しかし、両者は似てはいるものの決して同じものではありません。

 

まず、利益というのは売上げから費用を差し引いたもののことを言います。
例えば100円で仕入れたものを180円で売ったとすると、180円(売上げ)-100円(費用)という計算になり、利益は80円ということになります。

 

一方、キャッシュフローの場合には主として企業間取引における収支を対象としているため、実際の売上げと売上げ金の回収までに時差が生まれることになります。
そしてその結果、利益上はプラスでもキャッシュフロー上ではマイナスになるということが起こってくるのです。
上の例で言えば、利益は80円であっても、売上げ金が回収されていないためにキャッシュフローはマイナス100円となるわけです。
これが、利益とキャッシュフローの違いです。

 

 

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